こんにちは、腸活・食べる美容アドバイザーのnoriです🌿
腸活といえば欠かせないのが「食物繊維」。
実は腸内環境だけでなく、血糖値や美容、ダイエットにも深く関わっていることをご存じでしょうか?
今回は「食物繊維の基本」について、腸活初心者の方にもわかりやすくまとめます。
✨ シリーズ①〜③を一気にチェックしたい方は
👉 「食物繊維シリーズまとめ|今日から実践!腸も体も整える3つのポイント🌿」へどうぞ

食物繊維とは?
食物繊維は、人の消化酵素では分解されない成分のこと。
腸まで届いて腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整える役割を果たします。
大きく分けると2種類あります。
- 水溶性食物繊維
水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇をゆるやかにします。
👉 主な食品例:
- 海藻類:わかめ・ひじき・こんぶ
- 野菜:オクラ・なめこ・モロヘイヤ
- 果物:リンゴ・柑橘類・バナナ
- 発酵食品:納豆
- 機能性食物繊維:βグルカン(大麦・きのこ類)、イヌリン(ごぼう・菊芋) - 不溶性食物繊維
腸のぜん動運動を刺激し、便通をスムーズにします。
👉 主な食品例:
- 根菜類:ごぼう・れんこん・大根・にんじん
- きのこ類:しいたけ・まいたけ・えのき
- 豆類:大豆・ひよこ豆
- 穀類:玄米・雑穀
この2つをバランスよく摂ることが、腸活においてとても大切です。
腸活と食物繊維の関係
腸内細菌の「エサ」となる水溶性食物繊維(発酵性食物繊維)は、腸内で短鎖脂肪酸をつくり出します。
💡この短鎖脂肪酸が腸内の環境を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑えるだけでなく、血糖値コントロールや脂肪燃焼のサポートにもつながります。
腸が元気になると、
✔︎ 便通がスムーズになる
✔︎ 肌の調子が整う
✔︎ 太りにくい体質づくりにつながる
といった嬉しい効果が期待できます。
毎日の食事で意識したいこと
- 白米よりも雑穀米や玄米を選ぶ
- 根菜やきのこ、海藻を積極的に摂る
- 温かい料理の横にサラダや漬物など生の食材を添える
このような工夫で、自然と食物繊維を増やすことができます。
❓FAQ:食物繊維のよくある質問
Q1. 食物繊維は1日にどれくらい必要?
A. 成人女性で18g以上、男性で21g以上が目安です。理想は20〜25g程度。野菜だけでは不足しやすいので、きのこ・海藻・豆類も意識しましょう。
Q2. 不溶性と水溶性の違いは?
A. 不溶性は便のカサを増やし腸を刺激、水溶性は腸内細菌のエサになり血糖値上昇を抑えます。両方を「2:1」のバランスで摂るのがおすすめです。
Q3. サプリより食品で摂った方がいい?
A. はい。サプリは補助的に使えますが、食品に含まれるビタミンやミネラル、ポリフェノールなど相乗効果のある栄養素は再現できません。基本は「食事から」がおすすめです。
まとめ
腸活に欠かせない「食物繊維」は、腸内細菌を元気にして心と体を整えてくれる大切な栄養素。
まずは「1日20g」を目安に、毎日の食事で少しずつ意識してみてくださいね。
毎日の食事でコツコツ腸活していきましょう🌿
🌿 「まずは腸活を始めてみたいけど、何から手をつけたらいい?」という方は、ぜひ【腸活基礎シリーズ①〜⑥】もチェックしてみてください。

水分のとり方や食事の工夫、睡眠やストレスケアなど、無理なく続けられるヒントをまとめています。
毎日の生活に取り入れやすい、“あなたに合った一歩”がきっと見つかるはずです✨
心とカラダを整えるヒントを込めて
noriより🌿