└ 分子栄養学

睡眠の質が下がる本当の理由|分子栄養学でわかる「眠れない体」の正体

こんにちは、腸活・食べる美容アドバイザーのnoriです🌿

「寝つけない」
「夜中に目が覚める」
「朝起きても疲れが取れない」

こうした睡眠の悩みを抱えている方は、年々増えています。
特に30〜40代以降の女性からは、

  • 年齢のせい?
  • 更年期だから仕方ない?
  • 自律神経が乱れているのかな…

そんな声をよく耳にします。

でも、分子栄養学の視点で見ていくと、
睡眠の質が下がる原因は「気合いや意志」ではなく、体の状態そのものであることがわかってきます。

睡眠は「休息」ではなく「修復の時間」

まず大前提として。

睡眠は、ただ体を休める時間ではありません。
脳・神経・ホルモン・免疫を修復する、最重要の再生時間です。

特に眠りの中で起こっているのが、

  • 自律神経の切り替え
  • 脳の老廃物の排出
  • ホルモンバランスの調整
  • 炎症の鎮静
  • 免疫の再構築

つまり、
眠れていない=回復できていない
ということ。

「時間は寝ているのに、回復した感じがしない」という場合、
問題は“睡眠時間”ではなく睡眠の質にあります。

「眠れない体」になってしまう3つの大きな原因

① 血糖値の乱れ(夜間低血糖)

分子栄養学的に、とても重要なのが血糖値です。

夜、寝ている間も脳はエネルギー(ブドウ糖)を使い続けています。
ところが、

  • 夕食を軽く済ませすぎる
  • 炭水化物を控えすぎている
  • 欠食・プチ断食をしている

こうした状態だと、
夜中に血糖値が下がりすぎてしまいます。

すると体は、

「危険!エネルギー不足!」

と判断し、
アドレナリンやコルチゾール(覚醒ホルモン)を分泌

結果として、

  • 夜中に目が覚める
  • 動悸がする
  • 眠りが浅くなる
  • 明け方に目が覚める

といった状態が起こります。

👉 これは「意志が弱い」のではなく、
体が生き延びようとして起こしている反応です。

血糖値と自律神経の関係|私の体験から学んだこと私が血糖値を意識し始めたきっかけと、自律神経への影響についての体験談。分子栄養学の視点から、血糖値安定の大切さと「何を食べるか」ではなく「自分に合った食べ方と食事バランス」の重要性を解説します。...

② 自律神経が切り替わらない生活リズム

本来、私たちの体は

  • 朝:交感神経(活動モード)
  • 夜:副交感神経(回復モード)

へと自然に切り替わる仕組みを持っています。

しかし現代では、

  • 朝、光を浴びない
  • 夜遅くまで強い照明やスマホを見る
  • 寝る直前まで考え事・情報過多

といった生活が、
神経の切り替えスイッチを壊してしまっています。

特に重要なのが「光」。

  • 朝はしっかり太陽の光を浴びる
  • 夜はダウン照明など、光を落とす

これだけでも、
睡眠ホルモン・メラトニンの分泌は大きく変わります。

③ 栄養不足(特に神経系の栄養)

睡眠は、栄養がなければ成り立ちません。

特に関わるのが、

  • ビタミンB群(B1・B6・B12 など)
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • たんぱく質

これらは、

  • 神経の興奮を鎮める
  • メラトニン・セロトニンの材料になる
  • 自律神経の調整を助ける

といった役割を持っています。

食事量が少ない、
糖質や脂質を極端に制限している、
消化力が落ちている場合、

「眠れない体」になりやすい土台ができてしまうのです。

年齢のせい?それだけではありません

30〜40代になると、
深い眠り(徐波睡眠)が減りやすくなることは事実です。

ただし、

  • 眠れなくなる
  • 夜中に何度も起きる
  • 朝から疲れている

これをすべて
「年齢のせい」「更年期だから」と片づけてしまうのは、とてももったいない。

実際には、

生活リズム × 血糖値 × 栄養状態

この3つを見直すだけで、
睡眠の質が大きく改善する方は少なくありません。

睡眠トラブルは、心の弱さではない

眠れないとき、
「考えすぎているからだ」
「気持ちの問題かもしれない」
そう思って、自分を責めてしまう方はとても多いと感じます。

でも、分子栄養学や睡眠研究の世界では、
睡眠トラブルは“体と神経の状態”として捉えられています。

実際に、

不眠症のある人は、将来うつ病を発症するリスクが約2.27倍になる

という報告もあり、
眠れない状態が長く続くこと自体が、
心に影響を与えていくことがわかっています。

だからこそ

  • 気合で眠ろうとしない
  • 「眠れない自分」を責めない
  • なぜ今、体が眠れない状態なのかを知る

この視点がとても大切だと感じています。

眠れないのは、
意志の弱さでも、努力不足でもなく、
体がまだ“休める状態”になっていないだけ。

まずはそこに気づくことが、
回復のスタートだと思っています。

睡眠は「整えよう」とする前に「支える」

分子栄養学の視点では、

睡眠は“頑張って作るもの”ではなく
“整う条件がそろった結果”

だと考えます。

  • 朝の光
  • 夜の暗さ
  • 3食しっかり食べる
  • 血糖値を乱さない
  • 神経に必要な栄養を届ける

これらを積み重ねることで、
体は少しずつ「眠っても大丈夫だ」と学び直していきます。

睡眠が整うと、腸も整い始める

「腸活」というと、
食事や発酵食品を思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも、分子栄養学の視点で見ると、
腸の状態は“自律神経の影響”をとても強く受けています。

私自身、睡眠の質が落ちていた時期は、

  • お腹が張りやすい
  • 消化に時間がかかる
  • 食べているのに、栄養が入っていかない感覚

そんな違和感がありました。

これは、睡眠不足や夜間覚醒によって
交感神経が優位な時間が長くなり、
腸が「動けない状態」になっていたからだと、今は理解しています。

まとめ|眠れないのは、あなたのせいじゃない

もし今、

  • 睡眠の質が悪い
  • 夜中に目が覚める
  • 朝から疲れている

そんな状態が続いているなら。

それは、単に年齢のせいでも、

あなたの努力不足でも、心の弱さでもありません。

体の中で起きているサインを、
丁寧に読み解いていくタイミングなのだと思います。

次回は、
私自身の関節リウマチ回復の過程で
睡眠とどう向き合っているのかを、体験談として書く予定です。

心とカラダを整えるヒントを込めて
noriより🌿

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