└ 甲状腺ケア

更年期と思い込んでいた私の不調|甲状腺機能低下症が見逃されやすい理由

こんにちは、
腸活・食べる美容アドバイザーの nori です🌿

今日は、
私自身の体験を通して感じた
**「更年期と甲状腺機能低下症の見分けにくさ」**について、
お話ししたいと思います。

これは、
過去の私のように
「年齢のせいかもしれない」と不調を抱えている方へ、
手渡したい記録です。

何年も続いていた「理由のわからない不調」

甲状腺機能低下症と診断されたのは、
ちょうど50代に入る少し前のことでした。

けれど今思えば、
その何年も前から、

  • 疲れやすい
  • 疲れが取れない
  • 気分が沈みがち
  • むくみやすい

そんな状態が続いていました。

ただ、当時は水泳をしていたので、
体を動かせばむくみは一時的に引き、
「こんなものかな」とやり過ごしていたのです。

更年期だと思い込んでいた長い時間

30代半ば頃から、
ホットフラッシュのような症状も出始めました。

「更年期かもしれない」

そう思いながら過ごし、
40代半ばで婦人科を受診。

ホルモン検査の結果は、
まだ更年期の数値ではなく、月経もありました。

そのため
「月経量を増やす」ホルモン治療を約2年続け、
症状が落ち着いたことで、
通院も自然と終わっていきました。

「あまりにも疲れすぎている」違和感

それから数年。

とにかく疲れがひどく、
「これはもう更年期障害では…」と再び婦人科を受診しました。

血液検査を受け、
その日は帰宅。

数日後、
婦人科の先生から電話がかかってきました。

「更年期の数値よりも、
甲状腺ホルモンの値に異常が出ています。
早急に受診してください」

正直、とても驚きました。

当時の私は、
甲状腺についてほとんど知識がなく、
それがどれほど重要なことなのかも分かっていなかったからです。

甲状腺機能低下症、そして橋本病の可能性

その後、総合病院で甲状腺専門医を受診し、
安静採血を複数回行った結果、

甲状腺機能低下症
そして
橋本病の可能性

という診断を受けました。

そこからチラージンを毎朝服用する生活が始まり、
体は少しずつ落ち着いていきました。

約2年の服薬を経て、
現在は薬が不要な状態まで回復し、
年に数回の血液検査で経過観察をしています。

更年期と甲状腺機能低下症は、症状がとてもよく似ている

この体験を通して、
私が強く感じたことがあります。

それは、
更年期症状と甲状腺機能低下症は、驚くほど似ている
ということ。

例えば、

  • 強い疲労感
  • 体重が増えやすくなる
  • 抜け毛が増える
  • むくみで顔が丸くなる
  • イライラしやすい
  • 気分が落ち込みやすい

これらは、
どちらにも見られる症状です。

日常の中では、
区別がつきにくいのも無理はありません。

だから「気のせい」「年齢のせい」にされやすい

今だから思うことがあります。

もし、
あのとき婦人科を受診していなかったら。

もし、
「更年期だから仕方ない」と
そのまま放置していたら。

私はもしかすると、
体ではなく「気持ちの問題」だと思い込み、
心療内科を受診していたかもしれません。

甲状腺機能低下症の症状は、

・更年期だから
・年齢のせい
・ストレスが原因
・気圧に弱い体質
・気分の問題

多くの人が、知らず知らずのうちに
「そういうものだ」と受け止めてしまいやすいのが現実です。

向精神薬が処方されていた可能性も、
決してゼロではなかったと思うと、
今でも少し背筋が冷たくなります。

「見つけてもらえた」ことへの感謝

振り返ると、
通っていた婦人科がなければ、
甲状腺の異常は見つかっていなかったかもしれません。

そして何より、
「おかしい」と感じた自分の感覚を
無視しなかったこと。

更年期という言葉に包まれて、
体のサインを見逃さなくてよかったと、
今は心から思っています。

体の声は、静かだけれど正直

体は、
ある日突然壊れるわけではありません。

疲れやすさ
むくみ
気分の落ち込み

そんな小さな違和感を、
何年も前から、
静かに伝え続けています。

「年齢のせい」にする前に、
一度、体の内側を見てみる。

それだけで、
未来は大きく変わることがあります。

まとめ ── 不調に名前がつくと、道が見える

不調に「病名」がつくことは、
正直に言えば、やはり怖いものです。

私自身も、
診断を告げられたときは
この先どうなるのだろう、という不安で
胸がざわつきました。

けれど同時に、
理由のわからなかった不調に
ようやく名前がついたことで、
どう向き合えばいいのか、
何を整えていけばいいのかが
少しずつ見え始めたのも事実です。

あのとき、勇気を出して受診した自分に、
今は「ありがとう」と言いたい。

そして、これを読んでくださっている方が、
「気のせい」「年齢のせい」で済ませず、
自分の体を大切に扱う
ひとつのきっかけになれば嬉しく思います。

心とカラダを整えるヒントを込めて
nori より🌿

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