こんにちは、腸活・食べる美容アドバイザーのnoriです🌿
今日は、血液解析で学んだ「アルブミン」という項目から得た気づきをお話しします。
これは、私自身が長く疑問に感じていた “薬が効かない状態” と深く関係していました。
特に関節リウマチの症状に悩む50代女性や、栄養不足で体調が不安定な方に読んでほしい内容です。
食べないことで健康になれると信じていた頃
以前の私は、「断食」や「少食こそが健康への近道」と信じていました。
体の毒を抜けば治る、内臓を休ませれば免疫が整う──
そう思って長い間、食事を極端に減らす時期が続いていました。
けれど、現実の体はどんどん弱っていきました。
体力は落ち、慢性的な疲労や冷え、そしてある日を境に、むくみがひどくなったのです。
特に関節リウマチの痛みが強いとき、痛み止めを飲んだだけで、足が2倍に膨らんでしまうようなこともありました。
当時は理由がわからず、「薬の副作用かな」と思っていましたが、
今ならはっきりわかります。
体の中の “アルブミン” が不足していたからです。
アルブミンとは?
アルブミンは、血液中に最も多く存在する “タンパク質” で、
私たちの体の中で 水分と栄養を運ぶ働き をしています。
特に大切なのが「血管の中に水分を保つ力」。
アルブミンが不足すると、水分が血管の外に漏れ出してしまい、むくみが起こります。
また、アルブミンは薬やホルモンを運ぶ “タクシー” のような存在でもあります。
そのため、血中アルブミンが少ないと、薬の効き方が不安定になったり、
必要な場所まで届かなくなってしまうのです。
私の体で起きていたこと
長期間の少食や断食で、肝臓がアルブミンを作るための材料(アミノ酸・ビタミンB群・亜鉛など)が不足していました。
つまり、体の中で「血液を作る力」そのものが落ちていたのです。
食べないことで浄化されるどころか、
“栄養を運べない体” になっていた。
その結果、薬が効かない・むくむ・疲れる・冷える──
そうした一見バラバラな症状が、すべてアルブミン低下によるサインだったのだと気づきました。
その状態では、関節リウマチの治癒はもちろん、症状を緩和するための薬さえ効かなくなっていたのです。
特に痩せ型の人は注意
もともと痩せている人や筋肉量の少ない人は、
アルブミンの材料である「タンパク質」を蓄える余裕が少ないため、
ファスティングや欠食による影響を強く受けやすいのです。
断食をしても回復できない、むくみが悪化する、
そうした場合は、“不足している栄養” を補うことが何より大切です。
いま、私が感じていること
「食べないこと」よりも、「どう食べるか」。
本当の意味でのデトックスは、体を弱らせることではなく、
代謝が回る体を取り戻すことなのだと、今は心から思います。
食べることは、自分の生命力を取り戻す行為。
アルブミンという指標を通して、
「体が食べ物を必要としていた理由」をようやく理解できました。
今後も気づきをシェアしていきます。ゆったり見守っていただけたら嬉しいです。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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心とカラダを整えるヒントを込めて
noriより🌿
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