小腸の働きとSIBO（小腸内細菌異常増殖）｜栄養が吸収されない原因とは？

「吸収できる体＝小腸の健康が整っていること」

✔ 腸内環境が悪い
✔ リーキーガット（腸の粘膜バリア破壊）
✔ 炎症性疾患や慢性便秘

こうした状態では、せっかく良い栄養を摂っても吸収しづらくなってしまいます。
そして、見落とされがちなのが SIBO（小腸内細菌異常増殖症候群） です。

• ガス・膨満感
• 腹痛、吐き気
• オナラが臭い
• 便秘または下痢
• ゲップが多い
• 逆流性食道炎と診断された
• 過敏性腸症候群（IBS）と診断された

（※クローン病の20〜30％はSIBOを合併しているという報告もあります）

ガス圧が上がると、消化液が押し上げられて逆流し、
「逆流性食道炎」のような症状を起こすこともあります。

• 胃酸の分泌低下（ストレス・ピロリ菌感染・胃酸抑制薬）
• 自律神経の乱れ
• 消化管運動の低下（慢性疾患による）
• 抗生物質の使用
• 胆嚢・胆汁分泌のトラブル
• 大腸から小腸への逆流弁障害
• 高FODMAP食の摂りすぎ

主な高FODMAP食品👇

• 玉ねぎ、にんにく、ねぎ類
• 小麦製品（パン・パスタなど）
• りんご、梨、スイカ
• 牛乳、ヨーグルト（乳糖）
• 豆類（大豆・レンズ豆など）

逆に、低FODMAP食を意識するとガスが減り、腸がラクになることがあります。

• 胃酸を適正に保つ（必要な場合はサプリやレモン水などでサポート）
• 低FODMAP食を意識する
• 腸の動きをサポート（腹筋・腸マッサージ・ウォーキング）
• 胆汁の流れを促す（オメガ3脂肪酸・苦味野菜・消化酵素など）

胆汁は、小腸を洗浄する“石けん”のような役割を持っています。
胆汁の流れが滞ると、菌が増えやすくなってしまうのです。