2024年12月
以前よりずっと興味があったアーユルヴェーダ医の診察とセッションを受けに行ってきました。
日本で本物のアーユルヴェーダ医の診察をいつかは受けたいな。と思っていたけど、お急ぎではないので、脳内のどこか夢ボックスに入れてました。
年月は経ち、たまたまアーユルヴェーダを詳しく学ばれていて YouTubeにシェアされているMOTOKOさんにヒット。
とってもためになる内容をあげておられて、アーユルヴェーダが身近に感じられるようになりました。ほんと、わかりやすくありがたいです。
そんなMOTOKOさんの動画の中で、
「日本でアーユルヴェーダ医の診察を受けるなら、ハタイクリニックの及川先生を訪ねてみてください。」
のお話があったんですよねー。ただクリニックは東京目黒にあるため、すぐには予約できずにいました。
で、、、ですよ。2024年末に、私の東京転居が決まり、このタイミングで念願が叶い、受けることが出来たんです。
その時点での体調は、かなりボロボロで。
背景から言うと、12月前半に大阪から東京に引越し、慣れない環境での住居整え作業。
カラダが冷え冷え状態でリセットできていない毎日。11月ぐらいから引いていた なかなか治らない風邪をこじらせ、、とほほ。
挙げ句の果てに家の近所の坂道で、それはそれは、派手にコケて、膝から着地!!膝のお皿が割れたのでは!?ってぐらいの痛み。
ほんとにこの頃は、弱目に祟り目って、こういうこと!っていう状況でした。
そして確か診察は、その1週間後ぐらいだったはずです。(予約はキャンセルしたくなくて、意地でも行ったw)
多分、青白い顔してたと思いますよー。。私。

アーユルヴェーダ医:及川先生との初対面
いよいよ診察日
電車に揺られワクワクしながら到着、そして感動。
受付を済ませ、待合室で待つこと、すぐに名前を呼ばれ、診察室に。
アーユルヴェーダ医 及川先生とご対面。
わー美しいお肌!の印象。
私の生活スタイルや、持病などたくさんのヒアリング。こういう時はどうしてますか?とか、腹が立つ時はどんな時?とか。泣いたりしますか?とか。いろんな角度から質問があったように記憶。
その中で、食事と生活のアドバイスをいただきました。
それが的確で、納得のいくことばかりでした。
食事と生活のアドバイス
今のからだ総合判断
唾液の分泌が少ない、乾燥してる、抵抗力が少し弱い、リラックスしにくい体。気持ち、神経、関節の中が乾燥している。
しっとりさせるためには、まずは吸収できる体にしていく必要がある。吸収できるようにするために「アグニ」を強くしないといけません。
::生活処方::
アーユルヴェーダで見る体質
ピッタヴァータ体質 だそうです。
2つのドーシャ(ピッタとヴァータ)が合わさった体質の傾向があるようです。
ピッタの良いところ:朝から機嫌がよく、食いしん坊、計画実行、正義感が強い、勇気、根拠なしに自信がある、知的好奇心が旺盛、目利きあり。
乱れたピッタ:せっかち、答えを急ぐ、怒りっぽい、血液汚れる、蕁麻疹、血圧、眼が疲れて、毛が抜けて、湿疹、肝臓、心臓に気をつけて。
ヴァータの良いところ:天真爛漫、思いついたが吉日、なんでも情熱、涙もろい、影響を受けやすい、疑り深いのに騙されやすい
乱れたヴァータ:原因不明の不安感、おっちょこちょい、気もそぞろ、乾燥、硬直、痛み。
体質(ドーシャ)がわかると、自分が整っているときは、どういったときなのかがより一層客観視できるため、良かったです。
そして、アグニ(消化力)が弱っているとのこと。これは元々の体質なのかはわからないけど、ここを強くしていくことが大切なんだなと、今回学べた。
食事について指導
食べた方が良いもの:週に一回 ムングスープ(緑豆)を作って1日はその日に。
体のデトックスになる 冬瓜、サツマイモ、野菜、加熱した玉ねぎ、ごぼう、カボチャ、ギー。汁物を3割にしてください。(おでん・ポトフ・ボルシチ・参鶏湯・肉スープ・豚汁・山羊汁・鍋)ショウガ・ニンニク・胡椒を使って汁物を作る。
押し麦を入れてご飯を炊く。タイ米、バスマティ米は軽いので良い。白身魚。
食べない方が良いもの:牛肉、冷たい食べ物、冷えた油(買ってきたお惣菜、アイス、生クリーム、ヨーグルト、酸化した油、古いナッツ、チーズ、ポテトチップス)油に気をつける。
酸味の果物、唐辛子、タマリンド
赤みはあまり良くない。(魚も肉も)
ムングスープは、度々作るようになり継続中。おいしいから続けやすい。
あと、汁物を3割にする。っていうのは、季節的なこともあって体が芯から冷えてることも関係していたのかと思います。
まずは栄養を受け入れる土台作りのため、ということじゃないかな。
お肉については、鳥・豚はOKだけど牛はNG。これも参考になりました。
行動について
やった方が良いこと:プール(これはカウンセリングの中で趣味とお伝えしていたので、継続して。と。)、ウォーキング、自然の景色のあるところ、キャンプ、焚き火、温泉、旅行、早くお風呂に入って、寝巻きで夜を迎える、寝具を整える。早起きして散歩。夜は間接照明。祝い酒しか飲まない。薄めて酔わないこと!
やらない方が良いこと:同じことばかり考えると血が濁る。夜更かし。知りすぎない。
行動について、アドバイス通りにはできない日もあって、全く改善しなかったので思い切って、ここ直近1ヶ月ほど、ほぼ毎日プールに行ったりと取り組んでました。
結果、調子かなり良くなってます!お酒は飲みすぎる時もあるので、気をつけます(反省・・)
処方とマッサージとまとめ
診察だけでなく、処方もいただきました。
・アシュワガンダ・アリシュタ(薬用酒):食後に朝晩飲む。
・HAC(ヒングアシュタカチュルナ)を入れたバターミルクを作って飲む。(最強の消化剤だそうです)


今回は、体質からのアドバイスもしっかりいただいたので、あとは生活に取り入れてご自愛、ご自愛するのみです。
このあと先生と相談し、アビヤンカシロダーラ(全身オイルまみれマッサージ)を受けました。
予約した段階から、これが楽しみすぎて、期待にかなり胸を膨らませてました。
実際に受けた感想は、まず一言で言うと(スゴすぎた!!)です!
まずびっくりしたのが、マッサージ室に通されるまでの通路にびっしり並んだハーブのボトルの数の凄さ(撮影NGでした)
その数十種類のハーブから私の体質に合わせてオイルに浸して作ってくださる、完全オーダーメイド。
セラピストさんからは事前に、使うハーブが匂いがきつい系ですが、大丈夫ですか?と伝えられてましたが、全然大丈夫で、むしろ効いてる感じがして、個人的にはさらに良かった。
そしてマッサージはセラピスト二人から受けました(もうね、お姫様状態)。2時間以上受けてる間、記憶がない箇所も多々あり、寝てたのか意識飛んでました。
しっかり入れ込む、流す、揉み込む系のマッサージで、痛い部分もあったりでしたが、もうクリニックだからこその安心感で、身を委ねきりました。
アーユルヴェーダのマッサージは気持ちいいだけでなく、治療法ですからね。
オイルマッサージが終わり、帰る頃には、体はポカポカしてぐったり。
ただ注意事項もいくつかあって、中でも意外だったのが、お昼寝(夕方も)禁止。ってこと。
寝たい時に寝てください。って言われるのかと思ったら、意外にも。
聞いてみると、睡眠リズムを崩さないようにってことらしいです。
薬効たっぷりなオイルは、帰ってからも持続するので流さずにタオルで拭き取るだけで帰宅。
なんとも至福の体験でした。
サボりにサボったツケが、ここにきて、体の不調として教えてくれたようです。
アーユルヴェーダ医の診察と処方のお世話になったことで、日々の生活改善に取り組み始めました。
診察から5ヶ月が経過しての感想は、結論、受けて良かったなー。です。
ただ、アーユルヴェーダの処方は参考にはなったけど
自分の体質改善には、昔学んだ《酵素栄養学》がしっくりくることを実感。(ドロドロ血かどうかを測る 血液検査で結果が出ている)
そして、もう一度しっかりと学び直すきっかけになりました。再度復習とまとめのために現在スクールにて学び直し中。
今はおかげさまで、体調かなり良く戻ってます!
アーユルヴェーダの教えも参考にして、今後もしっかりと カラダ作りに精進してまいります。
アーユルヴェーダの考え(精神と体のつながり)はとってもしっくりで、好きだし、オイルマッサージは、定期的に受けようと思ってます♡
オイルマッサージはもう他では、受けられない・・本音。
今日は以上です!
本当の自分で生きる人は美しい…♡
ps
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