こんにちは、腸活・食べる美容アドバイザーのnoriです🌿
健康診断でよく目にする「LDLコレステロール=悪玉」という言葉。
多くの人は「高いと危ないもの」「できるだけ低い方がいい」と思い込んでいます。
でも実は、この“LDLの本当の役割”を知ると、そのイメージは大きく変わります。
なぜなら、LDLは「体を守るために欠かせない働き」をしているからです。
この視点は、分子栄養学を学んでいないと、医師でも見落としてしまうことが少なくありません。
私自身もかつて「数値が低い=安心」と思い込み、あまり食べないことを優先した結果、体の冷えや血流障害に悩まされました。
LDLコレステロールの重要な役割
分子栄養学の視点では、LDLは悪者ではなく、細胞を守る重要な存在です。
LDLの主なメリットは以下の通りです。
- 細胞膜の材料を運ぶ
LDLは、肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ届けます。細胞膜やホルモンの材料となり、健康な細胞維持に欠かせません。 - ホルモン合成に必要
副腎皮質ホルモン(ストレス対応に関わるコルチゾール)や性ホルモン(エストロゲン、テストステロンなど)など、重要なホルモンの合成に利用されます。 - 胆汁酸の材料
コレステロールは胆汁酸の原料となり、脂肪の消化・吸収を助けます。LDLが材料を運ぶことで消化機能も支えています。 - 免疫システムのサポート
LDLは細菌やウイルスが出す毒素と結合し、中和する働きがあります。体を守る免疫の一部です。 - 脳と神経の健康維持
脳はコレステロールが豊富な臓器で、神経伝達やシナプス形成に必須。LDLはその材料供給を担っています。
私の経験から学んだこと
私自身は過去、食べない健康法を信じていた時期がありました。その結果、冷えや血流障害など、体の不調を感じるようになりました。
少食なので、血液検査ではLDLコレステロールは良好でしたが、それだけでは体の健康状態を判断できないことを痛感しました。
単純に“低い=良い”とは限りません。細胞やホルモン、免疫機能に関わる大切な材料である一方で、酸化や不足が健康に影響します。
つまり、LDLは「量」だけでなく、体全体のバランスや栄養状態、生活習慣によって意味が変わるのです。
こうした経験から、私は「自分の体を知り、整えること」が健康への第一歩だと強く感じています。数字だけに頼らず、体の声を聴くことが大切です。
日常でできること
まずは「しっかり食べること」から始めましょう。
栄養は、体をつくる基本です。特にタンパク質や良質な脂質、ビタミン・ミネラルは細胞やホルモン、免疫機能を支える大切な材料になります。
📍こちらの記事を参考に

LDLコレステロールが過剰になり酸化すると、動脈硬化のリスクが高まることがわかっています。これを防ぐカギとなるのが、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化栄養素、さらにEPA(オメガ3脂肪酸)などの栄養サポートです。意識して摂取したいですね。
そして「自分の体を知ること」が、健康への第二歩です。
自分の体の反応を意識しながら食べる習慣を整えることで、体調の変化に気づきやすくなります。情報に振り回されず、自分の体を知って整えていくことが、健康で心地よい毎日への近道です🌿
私自身も、しっかり食べながら体の変化に意識を向けることで、「これは合っている」「これは不調につながっている」と気づくことが増えました。小さな発見の積み重ねが、心とカラダを整える大きな一歩につながると感じています。
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具体的な実践方法は、各記事で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
心とカラダを整えるヒントを込めて
noriより🌿