生きづらさを感じている方の多くは、幼少期に受けた心の傷、つまり「インナーチャイルドの傷」を抱えていることが少なくありません。
インナーチャイルドとは、ありのままの自分でいてはいけない、と無意識に感じさせる存在であり、私たちの心に刻まれた過去の傷の象徴です。
ここでは、私自身の経験をもとに、インナーチャイルドの癒し方や向き合い方を丁寧に解説します。専門家としてではなく、あくまで参考としてお読みください。
インナーチャイルドの目的とは?
インナーチャイルドは、私たちを困らせるために存在しているわけではありません。
一見邪魔に見える行動も、実は「これ以上傷つかないように守る」ために行われています。
- 新しいチャレンジをさせない
- 人や愛を信用させない
- 自分を表現させない
こうした守り方は、本来の素晴らしい自分を封印してしまいます。
チャレンジせず、人や愛を信じず、自分の殻に閉じこもったままでは、才能や能力も十分に発揮できません。
インナーチャイルドを癒すための基本
インナーチャイルドに絡まれずに生きることは、とても楽です。
なぜなら、本来の自分に戻るだけだからです。
しかし、癒すためには時間と気力、体力も必要です。
幼少期から受けた傷は、私たちの無意識に深く刻まれ、思っている以上に私たちの行動や感情を制限しています。
感情に寄り添うことが癒しのカギ
インナーチャイルドを癒すためのカギは「感情」にあります。
- 恐れ
- 不安
- 悲しみ
- 苦しみ
- 怒り
これらの感情が、どこを癒せばよいのかを教えてくれます。
ただ、多くの人は幼少期に感情を抑える癖がついており、素直な感情を飲み込んできました。
私自身も、悲しい・苦しい感情を置き去りにして生きてきました。その結果、喜びや楽しさも表面的にしか感じられなくなっていました。

怒りの裏に隠れた悲しみを見つける
感情を深く見つめると、怒りの裏に「悲しみ」が隠れていることに気づきます。
たとえば、パートナーや友人が約束の時間に連絡してこなかったとき、表面上は怒りが爆発します。
しかし掘り下げると、根底には「悲しい」「寂しい」「もっと大切にしてほしい」という感情があります。
インナーチャイルドの傷がない場合、この悲しい感情も素直に相手に伝えることができます。
しかし、傷つきを抱えていると怒りとしてしか表現できず、感情のバランスが崩れてしまいます。

感情に寄り添い、癒すステップ
感情を丁寧に観察する
小さい頃、なぜ感情を押さえ込んだのかを思い出してみる。
感情に名前をつける
「悲しい」「寂しい」「怒ってる」と認識する。
今の自分が寄り添う
過去の自分に「大丈夫だよ」と優しく語りかける。
感情を表現する
泣く・書く・話すなど、自分が安心して表現できる方法で出す。
こうして感情を出し切ることで、インナーチャイルドの癒しが進みます。
まとめ
インナーチャイルドの癒しは、焦らず丁寧に自分と向き合うことが大切です。
感情に寄り添い、自分自身を受け入れることで、本来の素直さや喜びを取り戻せます。
私自身も長年、自分の感情を抑え込んできましたが、少しずつ向き合うことで、自分本来の人生を生きられるようになりました。
本記事は、あくまで私自身の体験をもとにした備忘録です。専門家としての情報ではありませんので、参考としてお読みください。
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