インナーチャイルドの傷つきを放っておいた頃
自分の思うような生き方ができなかったり、苦しいだったりと、さまざまな “生きづらさ” を感じていました。
アダルトチルドレンを卒業し、本来の自分の力を取り戻すサポートをする専門家 nori です♪
インナーチャイルドの傷つきと日常の不自由さ
申し訳ないという気持ちで日々を生きてしまう(罪悪感)
人の好意を受け取れない
こんな私でいいのだろうか?の気持ちが出やすい
人間関係がうまくいかない
人に甘える、自分らしさを出すのが苦手
気を使い過ぎてしまったり、顔色ばかり伺う
暴力や喧嘩が極度に苦手(人と意見の食い違う場面が苦手)
被害者意識
何かに依存しやすい
自分の辛さを誰にも言えず抱え込む
チャレンジが苦手・怖い
嫉妬しやすい
恋愛に関してすごく苦労
目上・世間に異常に反発
社会が怖い・仕事のチャンスを掴めない
ここからは、少し目を背けたくなる方も出てくると思いますが、具体的に見ていきましょう。
幼少期に受けた傷から(胎児〜5歳ぐらい)
この頃にインナーチャイルドが傷ついた方の場合、大人になってから以下のような特徴が現れやすいようです。
苦痛を感じてもその感情を見ない・無視する
苦痛を感じても、その感情を見ない・無視をする
感情を抑圧してしまう・苦しいことにフタをしてきたので、それが癖になり、感情を正しく感じられない。
幼少期に、自然に出てくる自由な感情に対して、親から注意されたり咎められたり。
注意されていなくても、親が不機嫌になるなど。も同じく。
そういうことから、自分の感情はまるでなかったかのようになってしまっている。
自分が感情を出すことを、良しとされなかった傷つき体験から、封印してしまった。
感情を持つことはいけないんだ・・の思い
私の場合は、小さい頃に母から自由な感情を持つことを一切許されてこなかった。母の機嫌をとることを第一優先にしてたので、自分の感情はどこかに置き忘れ・・・
大人になってから、自分の感情って何?と気づいた時には、空っぽでした。
人に尽くしすぎたり、何らかの依存症のような経験
見捨てられ不安からパートナーに尽くしすぎる。友達にも媚びる。
常に尽くして評価をもらえたら安心。強烈に依存。自分の存在価値がわからず依存的に。
自分に自信がないので、とにかく不安から依存傾向に。幼少期に培われる。
パートナー・占い・買い物・お酒・仕事など対象はさまざま。最近は美容整形を依存的に繰り返す方の中にもインナーチャイルドが関係してるなと思うことも。
自分に自信がないため、何かに依存していたい。依存していないと不確かな存在だと思い込んでいる。
自分の居場所がない感覚・愛されていない存在
自分がここにいて良い・祝福されてる感覚が薄い・親に愛されてない・必要ない存在だったんだの強い思いを潜在的に持っている
生きてることへの【罪悪感】を持ってるので、私なんて・・・が根底に
人前に出たり目立つことを拒絶する
親からポジティブに見つめられたことがなく、世の中が怖い。隠れていないと怖い目に遭う。恐怖感。目立つことは危ないの感覚。
私の場合は、幼少期に親の代わりをしすぎて、本来なら親が出るべき場面でも、子供の自分一人で出て行かないといけないことが多く、その時の恐怖体験がトラウマとなってました。
そのこともあって、人前に出ることは怖いがデフォルトに。
母がDVされてる時に、盾になり続けてきた幼少期がある私にとって、ここも大きな課題テーマでした。。
責任を取ることが怖いと感じる
先ほどのトピックと似ていますが
何かに挑戦するときも、親が喜んでくれるという確信がないままやってきたことから不安。
もしかしたら怒られるかもしれない・・と考えるだけで不安になり無邪気に挑戦ができない。
そんなことから、なるべく責任を取らなくて良いような生き方を選びたがる。
人前ではいい顔をして後で陰口を言う
嫌われたくない・本音を言えない・NOと言えない・欲求が出せない。出しても受け入れられないだろうから黙っておこう。言いたいことを言えない。
相手を喜ばせないといけない。が馴染んでしまった幼少期の体験がクセとなり、いい顔をするけれど、本音ではないため、後から鬱屈したものを吐き出す。
他者をひどく批判する。と言うのも同じく、人に対して不満を感じやすく批判してしまう。
また妬みや嫉みから批判は生まれやすいと言われる。
幼い思考を持つ親から育った場合、建設的な会話やコミュニケーション方法があるということも知らずに育つ。その影響も。
私の場合、幼少期に自分の意見をもつ訓練をしてきていないため、いつも人の意見に右往左往。でも人の悪口は言う。のような最悪な状態でした。
自分の意見は価値があるということを知れば、相手の意見も同じように尊重ができるんですよね。
愛情を表現することや受け取ることも苦手
褒められたことがあまりないため、素直に褒めたり褒められたりが苦手
無邪気に好きを表現できない。今まで欲求を出せなかったため、方法がわからない。
ヒステリックになる時がある
欲求を出しても認めてもらえなかった。甘えたくても甘えさせてもらえなかった。抑圧することが溜まってしまい、それが溜まりに溜まって爆発し、ヒステリックになる。
お金がなくなることへの恐怖心
心がとっても不安で、未来への不安感が強いことから。極端な節約家・貧乏性に。ものが捨てられない。も不安が影響してることが多い。
自分がこの世界に祝福されて生まれてきたとは思えず、願望は叶うということを心のどこかで信じていない。今あるものを大切にしまっておかないと不安。。もう手にできないかも。。と言う気持ちから。
手放しにGiveもできない。
幼少期に受けた傷から(小学生)
小学生の頃は、たくさんの人と触れ合いはじめる時期。この6年間でさまざまなことが起きる。
勉強・学力という軸で測られる。日々の素行で順位づけされる。成長するにつれて親・兄弟・家庭環境。友人との関係も複雑化。
この頃にインナーチャイルドが傷ついた方の場合、大人になってから、以下のような特徴が現れやすいようです。
自分が何者なのか大人になってもわからない
アイデンティティの確立ができていない。
自分がどうかよりも比較でしか見てもらった経験がないため、
あの子よりはマシという感覚はあっても、自分についてはよくわからない。
例えば、兄弟姉妹間での比較(お姉ちゃんはできてるのにあなたはどうしてできないの?)などの親の言葉など。があった場合、
自分の頑張りの目的が、自分の好きなものであったかよりも、比較されないようにしなきゃ。であったため、大人になっても自分が何者なのかがわからない。
私の場合も、自分って何者かがわからないまま大人になり、アイデンティティって何?の状態でした。
小学生の頃には、みんなの前での発言を求められたり、それを評価されたりするため、そこでの傷つきも深まる一方でした。
元々の幼少期の傷つきに、さらに積み重なってしまった形。
シンプルに何が好きなのかもわからなかったな〜。
大人になってもイジメや仲間ハズレを受ける
小学生の頃にいじめにあった人は、インナーチャイルドの傷つきから人の下に入りやすい。
集団でも人を上下で見てしまい、人の下につくような行動になり、弱々しくターゲットになりやすい。
他にも、同性が集まってる空間に入るのが苦手という傾向も。
また気づかないうちに、相手をイライラさせて怒らせてしまうことも。
上手にコミュニケーションを取ることを学んできていないので、自分を出せないかと思いきや、相手の芯を突きすぎたり、極端な行動が出ることも。そういったことも、いじめの原因にもなりやすい。
同じ方向を強要されると拒否反応が出る
親や先生に渋々従ってきた。従わされてきた経験から。嫌ですと言えなかったや言ってしまうと叩かれた・体罰や制裁を受けた。などから
長年、感情を抑圧し続けてきたため、大人になって反抗したくなる。
自分の考えや意見を大切にすることは大切なんだけど、意固地になるぐらい拒否反応が出たり、それを強く伝えてしまったりの反応に。
自分とは違う考えなのね〜と流せばいい場面でも、やけに引っかかりやすかったり。としがち。
バラバラな感情が出てくることがある
他人の幸せを聞いた時に、「良かったね〜」を口では言ってるのに、顔は苦笑い。。など
本心と表現がバラバラ。自分でも自分の感情がわからない状態。
そもそも自分の本音がわからなかったり。
自分の感情よりも(こういう場面での正解は何?)を探しにいく癖がついてるため、口では綺麗事を言っていても、心との乖離があるので、、顔には本音が出ていたり。
他者の感情をコントロールしたくなる
小学生の頃、自分が強烈にコントロールをされてきて、人に従わなければ怖いことになる。という経験から、今度はその反動から人や状況を舵取りしたくなる。
評価される状況に拒否反応が出る
テストやプレゼンや評価されることが怖く逃げたくなる。チャレンジが苦手。
人の悩みを解決しようとして自分の人生を疎かにしてしまう
自分の人生を置き去りにして、困った人に尽くしてしまう。
小さい頃から自分を大切にするよりも、人(親など)を大切にすることを優先してきたため、癖になっている。
境界線がわからない。
議論をせずに説得されやすい
親が強烈なコントローラーだった(過保護)場合、考えることができない。
すぐに説得されるということに陥りやすい。
親がコントローラーだった場合、親のレールが正解だということが慣れている。権力者など立場が上の人に説得されやすい。
人の顔色をとても気にしてしまう
いじめられるのでは?嫌われるのでは?の妄想が働き、いつも顔色を伺ってしまう。
自分の感情よりも、その場の空気を優先してしまう。(自分軸よりも他人軸)
親友がなかなかできない
子供の頃に自分の素直を気持ちや感情を出し、受け止めてもらう。
という経験が希薄なため、大人になっても自分の思いを適切に出せない。
よって親友ができにくいという結果になることも。
自分の本質や本性を知る人は少ないと思っている
幼少期から小学生の頃に経験から学ぶはずの、自己開示が自然にできないため、常に何かを隠しているかのような振る舞いになる。人を信頼していないことにも繋がる。
そもそも自分自身が自分のことを知らないまま大人になっているため、どこまでを周りに出して良いのかも、わからない。
または自分を出せる人には極端に依存的になったり、とバランスがわからない。その場合、共依存の問題にもなりやすい。
インナーチャイルドが傷つく原因
インナーチャイルドは
【生まれる前から高校生ぐらいまでの間】の環境から影響を受けるとされています。
胎教による影響 → 子供の潜在意識へ影響
胎教の一例
◎妊娠中に母親がメンタル不調 ◎アルコールや薬物依存、自傷行為
◎生みたくなかったという思い ◎欲しくない子どもだったという思い
子だくさんの環境(じっくり見てもらえない、自分も幼いのに弟妹の面倒を見ることを押し付けられたなど)
子どもを軽視する家庭環境
親の未熟さ(親の主体性のなさ)
祖父母との同居
無邪気な表現を怒られる
チャレンジを止められる(過保護)
親から理不尽に叩かれる(虐待)
心ない言葉を浴びせられる
時代による影響
昭和のころ以前は、放っておいたら子供は育つや、
せっかんを躾として捉えられてた風潮も現代よりも強かった。
こういったことから共通するのは大切な “子供らしさ” を奪われてしまった。
本来であれば、思いっきり無邪気に愛情を欲しがる時期
どんな自己表現も自由に受け入れられ、無我夢中で遊び、甘えたい、走り回りたい。の時期。にしっかり受け止めてもらえなかったことが原因。
ただこういったことがあったからといって全員が同じようにインナーチャイルドが傷つくのかというと、そういうことではありません。
個人の感受性の問題や、同じ環境であったとしても、その後の親のフォローがあったなどでもかなり違ってきます。
そして、インナーチャイルドが傷ついてしまってると気づいた方については
今まで本当に大変だったと思います。。よく頑張ってこられたと。。自分を抱きしめてあげてほしいです。ここまでよく一人でやってきた自分を心から褒めてあげてほしいです。
そしてね、ここから癒していき、本来の自分を取り戻して、しっかりと自分の人生を生きていきましょうね!
今日は以上です!
本当の自分で生きる人は美しい…♡
ps
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