自分の中で「怒り」を感じるのは、なんと心地の悪いこと! いつも元気で笑顔で、心地よく過ごしたいのに。
怒りを感じることが苦手な私は、いつもその感情をムシし続けていました。
ポジティブシンキングでいかなくちゃ!を言い聞かせ、無理やりポジティブにもっていったり。。気分をそらすなど。
自分の不快な感情を無視し続けるなど、私たちはやりがちです。怒ってはいけない。我慢我慢・・・
そんなことをしても、怒りがなくなるわけではなく、我慢我慢の重い周波数が体の中に溜まっていくばかり。じゃあ、怒りを爆発させて相手にぶつけた方が良いの?
結論は、どちらも大きな代償がついてきます。どういうことか?
じっくり見ていきましょう! これを読み終える頃には、すっかり怒りの扱いがうまくなっていることでしょう!
怒りのエネルギーは強力!
私たちが「怒り」を感じる時は、ほぼ人間関係がきっかけ。
- 「あの人がこんなこと言った!許せない!」ムキー!
- 「あの人がこんな失礼なことをした!バカにしやがって!」ムカムカ!
- 「えー!あの対応はおかしい!」
理不尽な扱いを受けた!蔑ろにされた!などもそうですね。
あいつ、許せない!イライラ!腹が立つ!等 かなり強いエネルギーです。
あいつはあーすべきなのに!こうすべきでしょ!
その時、怒りを相手にぶつけ、相手からも怒りでの応戦が起こった場合。もうお互いに怒りの爆発が止まらなくなり、これの大きい現象が戦争です。
「戦争だめだよね。」と言いつつ、私たちは、規模は違っても自分の生活内でも戦争と同じようなことをしてるのです。
戦争は他人事じゃないんですよね。
あと、相手から怒りをぶつけられた時に、自分は理性的に対応しようとして、無理やり平静を装ったとしても、歪みが生まれてますからね。
怒りエネルギーからのダメージを体が受けて、衰弱していくような感じ。
(私の場合は過去そのカラクリがわかっていなかった頃、あらゆるネガティブな感情を溜めすぎて大きな病気になっちゃってます。その話はまたどこかで・・・)
怒りに寄り添ってあげる
「怒り」の感情が出た時に、した方が良いことは。
まずは、その怒りの感情を否定しない。無視しない。他のことで紛らわさない。
怒りをもってる自分を全肯定で受け止めてあげる。寄り添ってあげる。
じっくり時間をとって寄り添ってあげる。
- 「怒るの無理ないよね」
- 「これだけ怒ってるんだよね。。」
- 「うんうん。わかるよ。そうだよね」
- 「そりゃ怒るの無理ないよね。仕方ないよね」
- 「怒りを持つ自分はだめだって思ってるんだよね」
- 「うんうん。苦しいよね」
そんな風に自分に優しい愛の周波数をかけて寄り添ってあげる。
エネルギーの法則では、高い愛の周波数は低い周波数をぐんと引き上げます。
そうすると、だんだんと怒りが消えていく。相手に怒りをぶつけることなく自分だけで解消することができるのです。
相手にこの怒りを解らせてやりたい!相手を変えたい。って思うのは、相手が変わらなければ私が幸せになれないとしてしまっている自分の依存心の問題ですからね。
相手は関係ない。自分の中の問題なのです。
自分が愛の位置に存在できるようになると、いずれ自然と相手も落ち着いてきます。
怒りの正体は!?なぜ怒りが出るの?
次に「怒り」ってなんで、湧いてくるのでしょう?
怒りの目的は4つといわれ
① 支配したい ② 主導権争いで優位に立つこと ③ 権利擁護 ④ 正義感の発揮
これらはすべて、<自分 vs 他人>という分離意識から成り立つことがわかります。愛の反対の意識。
怒りは二次感情
そして人によって、怒りを感じる感じないのシチュエーションは、全然違ってますよね。
私も友人が怒ってるのを聞いて、どこが怒るポイントなのかに全然共感できなかった。という経験があります。
友人にとっては、一大事でも、私にとっては、「え!そんなことで怒るの?」だったわけ。
逆に、ここでは怒らないんだー!?の驚きがあったり(笑)
その違いを紐解くと、じつは自分らしさを知ることができます。
怒りを紐解くと、その奥にさまざまな出来事と関連した感情が見えてきます。
ここで大事なことは、怒りは二次感情だということ。
一次感情が根底にある。これを見逃してはならない。
その一次感情の代表例は
落胆・心配・悲しみ・寂しさ・悔しさ・惨めさ・焦り・傷つき・無価値感・足らない不足感
この一次感情に気づき、寄り添ってあげることで、怒りはスーッと消えていくことも起こります。
その一次感情は思い出せるかどうかは人によって異なりますが、過去や過去生で起きた体験から自分が持ってしまったことが原因であることが多い。
それを手放すための追体験が起こってるというのが本当のところ。
例えば、怒りの奥を見ると、惨めさが見つかったとします。
自分がバカにされたと思って惨めさを感じ、怒りが発生してるんだね(ヨシヨシ)
→ なんで惨めに感じてるのかな?(内観)
→ 自分で自分をバカにしてる部分があることに気づく(一例)
そうなると、自分に対して間違った認識をもってる場合は、その認識を手放し。
さらには、<惨めさ>を糧にしてよりよく生きるための目標に使うこともできます。
惨めさを感じるきっかけが見つかる場合もあるでしょうし、ないこともあります。
豊かでないことを惨めに感じていたり、パートナーがいないことかもしれません。
その感情にしっかりと寄り添ってあげる。
そして、その感情のおかげで、自分のなりたい姿が見つかるかもしれません。
わたし、豊かさを感じたいんだ。私、愛し愛されるようなパートナーが欲しいんだ。のように。
目標に変えることができます。
そうなると、怒りの感情のおかげと言えますね。
怒りのおかげで愛の位置へ
怒りをはじめネガティブな感情は、苦しくて、つい無視しがちなもの。
でもね、そのネガティブ感情を封印すると、もっと苦しくなってしまいます。
怒りを怖がらずに、しっかりと見て自分の味方にしていきましょう!
ネガティブ感情があったからこそ、同じように苦しんでる人に寄り添えることができる。
これは自分にとっての大きな財産になりますよね。
一人一人、それができるようになると愛が周りに広がっていきます ❤︎
分離がいいのか、愛がいいのか、一人一人が選べます。もちろん愛がいいですよね。怒りを優しく取り扱っていきましょうね。
では、また!
(追記)
この記事を書いたあと、しばらくして読み返しているときに高次の存在からのメッセージがありましたのでシェアします。誰からのメッセージか名前は分かりませんでしたが、男性的なエネルギーの方でした。
<怒ってる人を見たら、愛が欲しい〜って切実に訴えてると思えばいいよ。そして自分が怒りを感じてる時も、愛が欲しい〜って思ってるんだよ>
そう思うとみんな同じく愛おしいですね ❤︎❤︎❤︎
そして、その愛は自分で自分にかけてあげることができますのでね ❤︎