└ 関節リウマチケア

🌿第6章−4|アクテムラ点滴と白血球の急降下から気づいたこと

こんにちは、腸活・食べる美容アドバイザーのnoriです。

関節リウマチでアクテムラ点滴を続けていると、通院と検査がルーティンになり、
「今、自分の体がどんな状態なのか」
を深く考える機会が意外と少なくなりがちです。

今回、偶然のタイミングで人間ドックを受けたことで、
白血球が“薬のタイミングによって大きく揺れる” という、
私にとってとても大切な気づきがありました。

これは同じ治療を続けている方のヒントにもなるかもしれないと思い、記録としてまとめます。

白血球の推移とタイミング

日付白血球数備考
9月27日4100アクテムラから7週後(薬効ほぼ薄い)
10月16日(人間ドック)2420アクテムラから3週後(薬効が強い時期)
11月14日4700前回から約7週後(薬効薄い)

10月16日の 2420 は、私自身も見て驚くほど低い値でした。

診察のルーティンの中だけだと気づけなかった変化で、
「薬が効いている時期は、ここまで下がる可能性があるんだ…」
と実感しました。

なぜこんなに変動するのか?

アクテムラを含む生物学的製剤は炎症を抑える力が強い一方で、
免疫細胞(特に白血球系)を抑制する面 があります。

  • 投与後 2〜4週間は薬の作用が強い時期
  • そのため 白血球が大きく下がることがある
  • 時間が経つと薬効が薄れ、白血球が回復してくる

…という流れが、今回のデータで可視化された形です。

これは薬の特性上あり得ることではありますが、
“感染リスクが高まる時期が存在する” というのは、
患者側にとって大切な情報だと感じました。

私自身が感じていること

アクテムラを含む生物学的製剤は、関節リウマチの症状を落ち着かせてくれる心強い存在です。
一方で、長く使い続ける中で、甲状腺への影響などいろいろな経験もしてきました。

だからこそ私は、
「できれば薬との距離を少しずつとっていきたい」
という気持ちをずっと持っています。

今は、

  • 点滴の間隔を少し長めにする
  • 栄養や生活習慣を整えて、体の土台を育てる

という形で、自分の体と向き合う時間を増やしています。

体は本当に繊細で、一つの理由では説明できないことばかりですが、
日々の積み重ねが、今回の数値の変化にも関係しているのでは…と静かに感じています。

📍甲状腺への影響はこちらの記事に詳しく書かせてもらってます。ご参考までに。

🌿 第5章|分子栄養学との出会い(2024年〜)〜関節リウマチ・自己免疫疾患の新たな挑戦〜2024年、インフルエンザと転居による環境変化で体調が悪化。関節リウマチ・自己免疫疾患治療の見直しを決意し、酵素栄養学から分子栄養学へ歩みを進めた私の実体験。なぜ分子栄養学を選び、どんな変化があったのかを詳しくお伝えします。...

白血球や免疫を支える、今の私のケア

「これをすれば絶対大丈夫」というものはありませんが、
私自身が意識していることを共有すると——

  • タンパク質(造血の材料)
  • 亜鉛(免疫細胞の働きを後押し)
  • ビタミンA・C・D(免疫の土台づくり)
  • 銅・セレン(抗酸化や代謝のサポート)

そして、薬が強く効いている時期は、

  • 人混みを避ける
  • こまめな手洗い
  • 睡眠を削らない

など、感染リスクへの配慮も少しだけ強めにしています。

無理をしないで体を守ること。
これは治療を続けていく上で、とても大切だと感じています。

最後に:同じ治療を続ける誰かの安心につながれば

今回の経験を通して、

  • 薬で助けてもらいながら
  • でも同時に、自分の体を整えることを諦めない

この二つは両立できるし、むしろどちらも必要なんだと改めて感じました。

治療のプロセスは人それぞれで、正解も一つではありません。
でも、自分のデータを丁寧に見ることは、体が発しているサインを受け取る大切な行為だと思います。

この記録が、誰かの小さな安心や気づきにつながったら嬉しいです🌿

📍関節リウマチに関する体験記や学びは、すべて「関節リウマチケア」カテゴリーにまとめています。
よろしければ、ほかの記事もあわせてご覧ください🌿

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noriより🌿

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