インナーチャイルド

共依存な親子関係(母と娘)

相談を受ける親子の問題で

ほとんどがこれってぐらい多いのが、「共依存」になってしまってるケース。

nori

アダルトチルドレンを卒業し、本来の自分の力を取り戻すサポートをする専門家 nori です♪

昨日もそんなお悩みの方

共依存ケース 母と娘

49歳女性 75歳のお母様との関係。

「お母さんと朝からイライラしてケンカしてきたんです」(かなりご立腹の様子!)

「お母さんネガティブで全然変わらないんです」

「お母さん、死ぬ前に変わらないと駄目だと思うし。。。幸せになって死んでほしい」

「ずっと言ってきてるのに変わらないんです」

これ、一昔前の私とほんとそっくりなんです。

〜わたしからの質問〜

「お母さんは変わりたいと思ってる?」

「母も変わりたいと思ってますよー。そうしたいって自分でも言ってますし、カウンセリングも受けさせたこともあるんです!」

他にも状況を詳しく聞かせてくださいました。

でね、これって一般的に、愛があれば相手に良くなってほしいと思って当然じゃん??って思いがち。

共依存の特徴

そうなんだけど、「共依存の場合は、レベルが違う」のです。

普通の関係性なら、自分の気持ちを伝える。までは同じだけど、

相手が受け入れて変わるのかは相手次第。っていうふうに放っておける。

共依存の場合は、絶対に変わったほうが良いんだ!を強く相手に強いる思いがある。

それが正しいんだって強く思っている。

いわゆる自分にとっての正義を相手も同じように思わなきゃ我慢ならない。

(相手がそのままだと、不幸になるかも。そのままだと大変だわ・・幸せにしてあげたい。幸せでいてほしい。)

と自分の物差しで見た幸せ・不幸で相手の人生も見てしまう。

そして、相手が変わらないと自分も幸せじゃないからモヤモヤ。

これも歪んだ依存の形なんですね。

相手しだいで自分の幸せが左右されるって状態なんですね。

これを辞めていくことが、自立すること。でもある。

共依存を治す方法

〜解決策〜

  1.  まずは自分が相手と共依存だということに気づくこと。
    • 気づくだけで、もう90%は解決しています。
  2. ②次に、本当の愛は相手を丸ごと受け入れることと気づくこと。変えようとしない。
    • 相手が自ら変わろうとするなら、それはそれでOK!
  3. 次に、変わろうが変わるまいが、自分はどっちでも良い!と思えるまで、自分に集中すること。

そう。共依存の方の特徴は、自分に集中せず、相手のことばかりに意識が向かう傾向に。

自分のベクトルが相手に向かってるなと気づいたら、自分に向け直す。

これは癖なので、じっくり時間をかけてクセを修正していく。

アダルトチルドレンを知る

これってね、自分に意識が向かうことを許されてこなかった子供時代に身についてしまったクセなんです。

本当は、自分だけに集中することが許されて伸び伸びしていて良かったはずの子供時代に・・・

周りを気遣い大人な振る舞いを強要されてきたことから、そうすることが普通になってしまっている。

それがおかしいってことにも気づきにくい。

ただそのままだと「生きづらさ」を抱えたままで、今後も生きることに。

クセを変えるには、新しい習慣を身につけることが大切になってきます。

でもね、目標が定まれば絶対に大丈夫!その目標は、本当の愛に向かうことだから。

まずは自分をしっかり愛し切ること。

自分自身だけにベクトルを合わせて自分に集中すること。

私の場合も、こんがらがってた母との共依存関係を、今ではかなり清々しい関係に。

長い道のりで何年も掛かったけれど。

もちろん今でも以前のクセが出そうになるけど。おっと!って気づくたび修正。

気づくたびに、戻らないように、自分で教育して、選択し続ける。

コツコツそうしているうちに、何年も経ったら、

自分の選んだ道を真っ直ぐ進んできた、新しい人生の自分に出会えます。私がそうだったから。あなたにも絶対にできます!

自分だけの人生をしっかりと生きていきましょう♡

今日は以上です!ではまた!